俺は馬車、君はシンデレラ(前編)
みなさん、世間はいよいよ大変なことになってきましたが、お変わりないでしょうか。元気にしてますでしょうか。ヨシモトです。私は元気です。
コロナだなんだと言ってる間に気がつけば今年も、もう3月。恐ろしいですね。いや、コロナも恐ろしいんですが、どんどん早くなっていってますよね。時の流れ。生きるのに必死です。
最近の僕はと言えば相も変わらず曲作りに頭を悩ませていて。こんな時でもね、作るんですよ、曲を。しかしながら、まだ発売されていないストックされた音源がありつつも曲を作っているというこの状況…。これは、いよいよバンドマンらしくなってきたと、言えるのではないでしょうか。どうなんでしょうか。どうでもいいでしょうか。ありがとうございます。さあ!
さて、というわけで発売までもう1ヶ月を切ったコールスローの新作「Cinderella Liberty」。バンド史上2枚目の全国流通盤です。みなさん、なにかと家でじっとしている時間が増えて退屈なことでしょう。暗い話ばっかりしてらんねえからさ、今日は前編ということで、少しだけその全貌を紐解いていきたいと思います。
ヤバいアルバムができたんです。
では、まずはこの歌を聴いて下さい。
ユーミンですね。
今回のタイトル「Cinderella Liberty(シンデレラリバティ)」はこの歌の歌詞から取りました。ユーミンの荒井由実時代の曲。素晴らしい歌です。
シンデレラリバティとは=シンデレラの魔法が解ける時間。つまり深夜0時のことで、その昔、異国の海兵たちが外出時間が深夜0時までだったことから、外出終了の俗語として使われていたのだそうです。
僕は初めてこの言葉の意味を調べたとき、それはもう、ピンときましたね。ビンっビンきました。終了時刻から始まる物語があってもいいんじゃないかと。
そう、このアルバムは普通の人が「もうお終いだ〜」と思ってるところから全てを始めてみようという意味を込めたそんなアルバムなのです!絶望の中で鳴る音楽。どういうこと?わからん!
でも、めちゃくちゃポジティブじゃないですか??
今まさに「もうお終いだ〜」じゃないですか、世の中。昔よりも露骨に。誰が悪いとかじゃないんですよ。誰も悪くない。でも誰も良くない。
だから自分のことは自分の意思で決めるということが大事だと思うのです。行き詰ってもまだ終わりじゃない。みなさんには、つまらん柵を抜け出して、良い方向へ向かっていってほしいのですよ。
俺はみんなを乗せるただのカボチャの馬車です。夢みたいな場所へ、連れていきたいんですよ。そしてみんなはシンデレラ。自分なんて主役じゃないって思ってるんじゃないですか?あんたの人生の主役はあんたしかいないんだよ。それに気づけ!生まれ変われ!
そんな俺の気持ちを頭の中に置きつつ一曲目、「今夜生まれよう」からぜひ聞いていってもらえたらと思います。
今夜生まれよう。我ながら良いキーワードだと思っています。
今回収録した8曲は僕の目指す「コールスロー感」の集大成であり、間違いなく、最新にして最高傑作だと思っています。
今夜生まれよう
素晴らしい幻
さあ休日だ!
ぼくらは
卓球の愛ちゃん
フラワー
BOYS
バブルデイズ
の、全8曲。聞いて、それぞれの歌の中にある心の声を感じ取ってもらえたら嬉しいです。
良い感じのCMと、ほんとにちょっとずつ聞ける全曲トレーラーも作ったので、改めて、動画見て気持ちを高めておいてくれたら、もう最高です。これです↓
CM
トレーラー
では、前編はこんなもんで。
昨日のライブのダメージがまだちょっと残ってるので、こんなもんにさせて下さい👴
後編は、ほぼ全部、ゴトウユキコ先生へのラブレターになる予定です。
お楽しみに!